2017年9月1日 体罰
今日から9月。少し涼しくなってきた気がしますね。夜とかは結構寒く感じることもあるので風邪とひかないように気を付けてくださいね。
ジャズトランぺッターの日野皓正さんが、自身が監督していた中学生のバンドの演奏時に体罰を働いたというのが話題になってますね。
でも、これって体罰でしょうか?
例によってマスコミは面白おかしく言うために、その部分だけを編集して取り上げてましたが、要は時間の限られている演奏中に、一人の少年が暴走して好き勝手やってて、それを注意した日野さんに対してもさらに無視して反抗的な態度をとったので、少年に演奏を止めさせるために叩いたという事のようです。
この演奏会の為におそらくは多くの学生たちが練習して臨んでいたのを、一人の勝手でこれをぶち壊してしまうのを止める行為がビンタだったとして、それは体罰としてそんなに責められるような事になるのかな?
断固暴力がいけないという事なら、その少年を除く舞台上の演奏者がそこで演奏を中止するいう方法もあったかもですが、それなら演奏会自体が台無しになるし、その方が彼を悪者にしてしまうのではないかと思います。
ソロで演奏してるのではなく、他のメンバーもいるのだから、そこに配慮しない少年は明らかに自分勝手な行為で、それを止めさせたのを暴力行為だと日野さんを責め立てるのはいかがなものか?
多くの人たちが尽力してきた演奏会を勝手な行動で踏みにじった少年の行為を、話せばわかるからとして、真面目に頑張ってる他の子たちに犠牲を払わせるのが正しいんだろうか?
受けた者がそれを納得できない、理不尽な暴力を体罰というのはわかるけど、された方はが納得できるのは注意だと思います。